理事長メッセージ
この度、中部税理士データ通信協同組合 第49期通常総会において、理事長に選任されました 名古屋税理士会 昭和支部所属の表野宏和と申します。浅学非才の私が、歴代の理事長・役員・ 組合員の皆様によって築きあげられた組合の方向性を任されるという重責に身の引き締まる思いですが、 この2年間精一杯務めさせて頂きたいと思っておりますので、何卒よろしくお願い致します。
さて、当組合はいわゆる「達人シリーズ」の最大のユーザー会といえます。お得な組合特価と万全の サポート体制で、安心して達人シリーズをご利用頂いております。その一端である申告書作成ソフトに おいては、多数の会計・給与ソフトのデータを読み込める柔軟性、帳票そのまま申告書作成画面、豊富な 対応帳票、圧倒的なコストパフォーマンスで税務のプロである我々「税理士・会計士」業界においても多く の事務所に採用して頂いております。
一方、財務システムである「TACTiCS財務」においては、顧問先が使いやすい「会計ソフト」と税理士が 使いやすい「財務ソフト」とは違うという認識のもと、税理士による税理士のための財務ソリューションという 位置づけから、会計事務所の業務改善に役立つ機能を実装し、機能性を大幅にアップさせております。 そういった各種業務につき、当組合は株式会社NTTデータの協力を得て、多くの組合員と共同で 先ほどの税務、財務ソフトを利用しています。それ故に、組合員同士で情報交換、意見交換ができ、 最新の情報が入手されるメリットが非常に大きいと考えます。また営利目的ではありませんので、低廉な 費用で利用が出来るのです。
そうした当組合も第50期の記念すべき年を迎え、この半世紀を振り返るとともに、新たな 次の50年に向けて節目となる年であります。組合員の皆様方、そして関係各位のため各種の 記念行事を挙行したく考えております。そのためには、当年度の目標としても、組合員の皆様方への 最新情報の提供や、よりよいソフトウェア等の提供を充実させ、組合組織の利点を向上させ、さらなる 組合員増強を図りたいと考えております。
当組合の課題の方も、色々とあるわけですが、まずは組合員の皆様が安心して利用できる、より安価な ものの提供にいかに応えるか、ということかと思います。そのためには、先に述べた組合員の増加や事務局員 のレベルの向上等、出来ることから取り組んでいく必要があろうかと思います。組合員の皆様、役員、理事 さらには全国データ通信協同組合の皆様方のご指導、ご鞭撻をよろしくお願い致しまして、就任のご挨拶 とさせて頂きます。